2012年5月27日日曜日

戦いのあと

今日はファイナンシャル・プランナーの試験だった。会場はC工業大学。同じく今日試験日のTOEICの試験会場ともなっていた。

TOEICはこれまで2回ほど受験したが、成績がぱっとしないのでまた受けたいと思わない。成績をよくしたいなら勉強すれば、と言われるだろうし、それは正しいと私も思う。が、英語に関しては、勉強して高得点を狙う気になれないのである。その成績が昇進やら何やらに響くという切迫した状況でもないし。赤ん坊が自然と身につけられるものを、大人になって必死に勉強するのが癪だと思ってしまう…大人が思っている以上にこどもの努力が凄まじいのか。まあ、すべて英語を勉強したくない言い訳にしかなりませんね。

ファイナンシャル・プランナーは、身の回りの色んな法律やら何やらを知る足がかりとして勉強した。誰でも受けられるし、他の有名な資格よりも断然敷居が低い。と言いつつ、独学で挫折しかけて予備校にちょこっと通ったわけですが。独学でわかりづらかったところがわかって、どこに重点をおいて勉強すればいいかがわかったという点で、予備校に行ったのはよかったと思う。

会場には早めに着いた。教室の位置も割とすぐわかった。30分前からしか入室できないというので、テキストを読み返しつつ教室の前で待つこと20分ほど。入室して黒板で座席の位置を確認すると、入り口から見て左端の先頭の席。机の上には既に解答用紙が配られていて、よく見ると受検番号やカナ氏名が印字されていたから、その席だと確認できた。受験番号のマークって結構手間だと感じていたが、こういう方式だと楽でよい。

試験場に来ると、気になるのが自席の周りの人たち。汗臭いとか貧乏ゆすりが激しいとかだったらどうしようかと。こういうのは大概試験に支障ないレベルだからどうにもできないけど。今回はさほど酷い人はいなかった。ただ、後ろの席の男性が咳をするとき口に手を当ててくれないのが気になった。

横に貼ってある掲示物を見ていたら、“掃除する相手の立場を考えて”という標語のポスターがあった。こんな掲示物が大学に貼ってあるものなのか。そう思いながら、試験開始。午前の試験は60問のマークシート。予備校では大体30問を15分程度で解いていたが、本番も30分程度で終わった。もう1回見直すか、と机の裏にくっつけていた太ももを離そうとしたとき、スカートが机の裏から離れないことに気づいた。(え…)と思ってスカートと机の接着面に手をやるとベタベタしたガム。えいっと引き剥がすと、ほんのり漂うジューシーな香り。ポスターが貼られるわけもわかったし、ポスターの意味がないということもわかった。早くスカートを洗いたかったが、1時間経過しないと途中退出できないので、残り30分を悶々としたまま過ごした。

昼ご飯は駅前のケンタッキーで食べた。ファーストフード店に行くとよく目にする光景だけど、1人で2つテーブルを使う人たちって何なんだろう。今日などは3つ、4人用の席があったのに、そのうち2つを女性1人ずつで使っていて、家族連れが他の席を探しに行くとか。5,000円ぐらい食べるなら場所代を主張してもいいかもしれないけどねぇ。こういうことで疑問を持ってしまう私は、レストランとか席まで案内してもらえる店の方が気楽でいいのかも。お嬢だからね。仕方ないね。

午後の試験も同じ席で受けたのだけど、試験が始まる前に、係の人が隣の女性に「後ろの席が空いているので」という案内をして、女性は後ろの席へ移った。その後の試験官の説明を聞いていると、多分空調が直接あたって寒いというような理由かと思われた。私はガムのくっついた机を使って、後ろの人の咳を浴びながら受けているのに(;_;)まあ、でも机の裏に太ももをくっつけなければいいだけだしね。シャドーボクシングみたいに咳も避けてればいいだけだよね。

午後の試験は制限時間が1時間なのだが、途中退出が認められていない。30分あれば見直しまで終わってしまうのだけど。暇なので、計算問題の誤っている選択肢がどのように計算されて出る数値なのか確認したり、シャープペンシルにくっついているエゾモモンガのイラストを問題用紙に転写したりしていた。午前も午後も何で1時間は教室にいなくちゃいけないんだろう。そういう忍耐力もファイナンシャル・プランナーには必要なのか。

やらなきゃいけないことがひとつ終わったので、一安心。今夜はぐっすり眠れそう(つ∀-)

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