2014年12月30日火曜日

キレイキレイ

12月に入って雪が随分積もったのだが、今日一気に解けてしまった。そんな夢を見た。午前中に異常気象をテーマにしたNHKスペシャルの録画を見ていたせいかもしれない。窓から見える景色はやっぱり真っ白だったので、残念なようでホッとした気分でもあった。

さて、我が家ではまたあの議論が再燃。あの議論というのは、例えば頬にご飯粒がくっついている相手に何と教えるかという話。akiさんは相手の右頬にくっついていれば、自分の右頬を指して教えるということで、それが世の中の多数派だと言う。私もそう思う。が、私は左頬を指してしまう方である。自分が相手の鏡像になるというか。そうすると、大抵相手は逆側を確かめるのである。二度手間だなぁと思いつつ、止められない。止まらない。かっぱえびせん。

しかし少ないとは言え、世の中には鏡像派もいるのではないだろうか。私が自分のやり方を変えないのは、自分が身をもって示すことで仲間を探したいのかもしれない(どれだけ孤独なんだ)。鏡像同盟、メンバー募集中。

どんな人にも一発でわかってもらうには、どうしたらよいか。 いっそ相手の方に手を伸ばして「ついてるよ」と言えばいいのではないか。すると、akiさんは男がその方法をとると、セクハラにとられかねないと言う。確かに。「じゃあ、鏡を持って『ついてますよ!』って言うとか」「鏡があればね^^;」…まあ、こっそり教えてほしい人もいるしなぁ…

みんな、お口の周りは念入りに綺麗にしておこうね☆

2014年12月28日日曜日

努力ロンダリング

昨日、akiさんに鱈を買ってきてもらおうと思った。その他買いたいものを色々並べていたら、忘れそうだからメモすることになった。卵とか蒸しパンとか言っているうちに、鱈を含めるのを忘れていた。akiさんが帰ってきて、しばらくしてから冷蔵庫の中を見てみるとやはり鱈がない。「ごめん、鱈って言い忘れてたよね」と言うと、「買ってきたよ。チルド室の中に入れといた」とのこと。チルド室って何…ああ、この引き出しのことか…

我が家の冷蔵庫にチルド室があるということに、昨日初めて気付いた。個人的に、昨日まであのスペースは特別なものを入れておくところだと思っていた。特別なものって何かって言われると、そんな特別なものは何も食べていないけれども、強いて挙げればベーコンとかピザ用のチーズとか…割と使いやすい食品?

 漢検の準1級を受けてみようと思い立った。と言いつつ、なかなか勉強は捗らないが…とりあえず去年の過去問は3回分解いてみた。正解率は40%前後をウロウロ。ちなみに、合格点は80%以上(難易度関係なし)。自分がそのスコアに到達する姿が想像できない。

世の中には四字熟語があんなに溢れているのですね。ほとんど知らないものばかりだし、知っているのも漢字は書けない。四字熟語どころか、単なる読みの問題ですら結構わからない。そんな準1級ですが、1級と準1級の差に比べれば、準1級と2級の差なんて屁みたいなものらしいです。漢籍、旧字旧仮名バッチコイ、という方は挑戦してみるとよいのでは。

母語のくせに、日本語をあまり使いこなせていない感がある。まあ、普段の会話で四字熟語とか慣用句とか多用していても、逆に笑いを取りに来ている、ふざけているのではないかと思われそうだが…母語での思考がしっかりしていないのに、日常会話だけ英語でできても、薄っぺらい気がしてならない。どうしても英語圏で生活しなければならないならやむを得ないが…日本で「すげー」「まじ?」「うそー!」しか語っていないのに、欧米で急に思想・思考を話せるとも思えない。まずは母語でしょう。

と思ったんだけど。挫けそう。これまでの読書量もそんなにないしな…我が家に幸田露伴の『努力論』があったが、ページをパラパラとめくっただけでクラクラ。露伴って名前は渋くて好きなんだけど、名前だけで本は読めませんね。

それでも、他の実用的な資格に比べると頑張れそうな気がする。私はどうも身近な他人と競い合うのが嫌なのか、マイナーなもの、マニアックなもの、実用的でないものに惹かれやすい。結局入ってからがどうにもならなそうだったので諦めていたけど、もし医学部に入っていたら法医学をやってみたかったなぁ。大体、医学部に行くって言うと、「じゃあ、俺(私)の病気も診てね」って言われるけど、「じゃあ、俺(私)が変死したらその原因をしっかり調べてね」とは絶対に言われない。そりゃそんな物騒な発想はなかなかしないでしょうが。

THE MANZAI2014の録画を見た。決勝組のネタは割と面白かったが、気に入ったのは博多華丸・大吉の「他人の子とゴーヤは育つのが早い」「腰痛持ちと女の一人旅は足を伸ばしたがる」みたいなフレーズ。説得力はすごいんだけど、対象の並べ方が突拍子もないというか思いつかなかったというか。

そんな年末。

2014年12月26日金曜日

だが断る!

半年前は『花子とアン』が放送されていたのかぁ…『マッサン』はなかなか連ドラにしては見ごたえがあります。伏線があってちゃんと回収される(前作は「伏線?何それおいしいの?」状態だった)し、堤真一が男前だし…玉山鉄二はSHAZNAのIZAMにちょいちょい見えて、それがときどき気になる。が、まあウイスキーに手を出したくなる程度にはいいドラマです。今度はガラナで割ってみよう。

色々書きたいことはあったのだけれど、書き出すと愚痴になりそうだし、かと言って書かないと心の中に澱が溜まってしまう気がする。

というわけで、当たり障りのないことを書こう。いや、あるかも。

マタニティヌードというんだろうか、お腹しか出てないのはヌードではないのかな、ああいう写真を公開している人ってどういう気持ちなんだろうか。

プライベートで記念に撮っておくぐらいはわかるんだけれども、それをSNSの自分の写真にするっていうのは…何だろう、用を足す姿を見せてるぐらいの気持ち悪さがある 。いっそ「ここから赤ちゃん出てきまーす♪」って大股開きの写真にした方が清々しい。って、即(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノタイーホでしょうから、清々しくはないか。

 「妊娠しても綺麗でしょ、私」って言いたいのかしら。本当にそう直接言葉にしてくれれば素直なもんだと思いますが、大抵こういう人って「たまたまうまく撮れたの~♡」とか謙虚ぶっちゃうのがアガアガアガ。向こうが無理して褒めてくれてるんだから、素直に褒められとけって(*´艸`*)

でも、こういう考えって少数派ですかね。実は(というほど知って驚きも感動もないけれども)昔は私も謙虚ぶってました。褒められても「そんなことないです~…」とか何とか言って。あるとき、そんな状況の中、サークルの先輩(女子大の人)から「そういうときはありがとうって言えばいいんだよ」と注意され、当時は「謙遜ってダメなの!?」と考えたものですが、色々考えた結果、現在は「よし、素直にお礼を言っておこう」ということになりました。その方がどっちに転んでも、褒めてくれた人に微妙なしこりを残さないかと思って。当時の私は卑屈すぎて人からよく注意を受けたので、その先輩が言ったのは別の意味だったのかもしれないけれど…まあ、いいんです。今の私が納得できれば。

私が不寛容なのは、その納得できる幅が狭いということかもしれない。不寛容なのかなぁ。世の中、寛容なつもりでもっと理不尽な人も少なくない気がするが…気のせいかもしれないねぇ。統計とったわけじゃなし。理詰めで説明してもらえれば、理解はできる方だと思います…え、そんなの当たり前だって!?いや、世の中自分の信仰以外はどんな説明も受け入れない御仁もいらっしゃってですねぇ…

自分の狭量さをブログを通じて世界に向けて発信しているのも、大概恥ずかしいものですね。でも、こういう人間が存在するということで、誰かの支えになったり誰かに共感されたりしたい、というほんのわずかな可能性にほんの少しだけ期待して、言葉を紡いでいるのかもしれない。

だったらまず、更新頻度を上げるべきだな( ー`дー´)キリッ

2014年6月16日月曜日

能あるはなは詰めを隠す

昔は朝の連続テレビ小説なんて誰が見るんだろうと思っていた。

今の私です\(^o^)/

『純と愛』の総集編を見て、「何じゃこりゃ。ヘンテコだけどつい見てしまうな」と思いつつ、『あまちゃん』はたまたまテレビをつけたときに映っていた役者の演技が学芸会レベルにしか見えなかったのと、世間の人達があまりにじぇじぇじぇじぇ五月蝿い(私の周囲にはいなかったけど)ので鬱陶しくなって全然見なかった。

私が本格的に見だしたのは『ごちそうさん』からである。予告編で見た料理が美味しそうで、美味しそうな料理を見ているだけで幸せな気分になれる私は、「よし、見よう!」と心に決めたのだった。ヒロイン役の杏の顔は、もう杏にしか見えない!といった癖のある顔だと最初は感じていたのだが、毎日のように見続けるとは凄いもので、途中からめ以子(ヒロインの名前)にしか見えなくなった。というより、杏の演技が上手かったからかな?

そして、今は『花子とアン』を見ているわけだが…。まあ展開が気になるっちゃ気になるし、割と楽しみにもしているのだけど、時々「ん?」と引っかかる箇所がある。

先週見たのでは、はな(ヒロイン)が教師を辞めて専業作家になるため上京することになったのだが、いつもはなに「女はとっとと嫁に行け」のような嫌味な言葉を浴びせかけていた緑川先生(同僚の教師)が、「元気で頑張れ」と声をかけ、はなちゃん感激!というシーン。緑川先生は心から応援しているのだろうか。本当はせいせいしているんではないだろうか。はなの祖父が亡くなったとき(先週放映分)も、「おじいさんも君の花嫁姿見たかっただろうねぇ」とか何とか言ってたぞ。何でそんなに素直に言葉を額面通り受け止められるんだ。

そもそも娘時代からはな役が吉高由里子になった時点で、ヒロイン1人だけがフワフワした存在になっていた。子供時代のはなは、訛りで注意されるし、マナーも身についていないし、英語の授業には全然ついていけてなかったのに、娘時代のはなは訛りもなく、英語の成績は常にトップ。努力してそうなったということだろうけど、そのプロセスについては何も描写がなかったので、私にとってこの2人は別人にしか見えない。急に降って湧いた吉高さん。

地元で教師をしているときも、周りの家族は小作農家らしい身なりで顔も日に焼けて黒いのに、吉高さんは小綺麗な格好で生活苦のないお嬢さんに見えてしまう。生徒達から若い女の先生だというので舐められていたはずなのに、視聴者の知らない間に慕われる存在になっていたり…はなってきっと魔法使いだったんだな、というぐらい順風満帆な人生を送っているのであります。

何だかんだ言いつつ、きっと明日も見るんですけどね。