2012年10月30日火曜日

超人ジャック

辛いことや苦しいことはブログには書かないようにしていたのですが…なんてことは一切ないので、ちょっとした病気の記録を。

10/13
外出後、帰宅してから胃が痛くなった。熱を計ると37℃ぐらいの微熱。慣れない場所に行ったので、疲れたんだろうと思っていた。

10/14
胃薬やウィダーインゼリーなど買ってきてもらう。熱は下がらないけど、大した熱でもないので風邪薬は服用しない。胃薬を飲んだら、多少楽になったかも。

10/15
午前中も熱は上がっていない。カロリーメイト2本食べたら、胃が痛くなってきた。やっぱり胃がやられたのかと思ったが、夕方になると熱が38℃を超えてきた。あまり胃に負担にならないようなものを食べ、風邪薬を飲む。布団を被ると暑かったので、薄い毛布だけをかけ、下半身を冷やさないようにして寝た。

10/16
夜中の3時過ぎに目が覚める。寒くて体が震える。布団を被ってみたものの、震えが止まらない。温かいものでも飲めばよいかと、ケトルに水を入れて沸かす。コップにお湯を入れる。コップを傾けて一口ずつ飲む。コップを持つ手の震えも止められない。少しは体が温まっただろうか。ガタガタ震えながら布団に入って横になる。いつの間にかウトウト。起床時の体温は38.4℃。ついに病院へ。

医師に自覚症状を説明すると、腰のあたりが痛くないか訊かれた。普段から全身が凝っているような感じなので、あまり意識していなかったが、背中をポンポン叩かれると、右側で腹に響くような感覚が。 それで尿検査と血液検査を行うことになった。

検査結果を待っている間、点滴を受けた。人生初点滴。検査結果によっては抗生物質を追加するとのことだったが、当然のように追加。2時間ぐらいかかると説明されたが、実際には3時間ぐらいかかった。最後の方では、看護師さんが「ちょっとスピード上げますねー」と言って、点滴液の垂れる速度を上げていた。途中で、隣のベッドに若い男性が来た。彼はサラリーマンのようで、点滴は何時に終わるか、緊急でかかってきた携帯には出てもいいかなどを看護師さんに確認していた。恐るべし、サラリーマン。

そして、検査の結果、腎盂炎と診断されたのだった。ここ数日、尿がやたら濃いのは疲労のせいだと思っていたのだけれど、尿検査の結果、蛋白が2+、潜血が2+、白血球が多数(“タスウ”と書かれていた)検出され、細菌も検出されていた。小学生のときは、よく尿検査で引っかかっていたけど、こんなの初めて(・o・)血液検査はA/G比、K、CRP、白血球数が基準値を外れていたが、大きく外れていたのはCRP(4.36;基準値0.30以下)と白血球数(12800;基準値3500〜9700)。

というわけで、クラビット錠500mg(1日1錠)とボルタレンサポ50mgが処方された。後者は解熱のための坐薬。人生初坐薬。帰宅したら熱が39℃を超えていたので…入っているのか出ているのかわからない変な感触。一旦熱は下がったが、夜になってまた上がってきたので再度…翌日午後に40℃を超えてしまったのでもう1個使用したら、ようやく熱が引いた。足りなくなるかと思って焦ったが、杞憂に終わってよかった。

10/18
坐薬の効果があって、熱は37℃台でキープ。 しかし、前日から腹痛が。お腹を下しているわけではないのだが、食後にはトイレに行きたくなる。副作用というほどではないのか。

10/19
午後から病院。また尿検査&血液検査。尿検査では潜血2+、細菌と移行上皮が検出。血液検査では白血球数が正常に戻る(6600)も、CRPが戻っていなかった(4.73)。よくなっているのかなっていないのか、いまいち実感しにくい結果。腹痛やら何やらはクラビットの副作用のようだったので、薬がオラセフ錠250mg(毎食後)とビオスリー配合散(毎食後)に変更。胃腸が弱い人には強い薬が処方されたとき、胃腸薬も一緒に出されることがある、と後からakiさんに聞いた。普段、あまり腸が弱くて困ったことがなかったからな…というわけで、最近は夕食後に新ビオフェルミンS錠を飲むようにしたら、前よりも快腸のような気がする。

10/24
午前から病院。10時頃に行ったのに、終わったのは12時前だった。尿検査ではまだ潜血があったものの、血液検査ではCRPが0.52まで下がった。前回通院から整腸剤を飲むようになって、ようやく患部周辺の鈍い痛みを感じられるようになったのだが、この頃にはすっかりその重い感覚も無くなっていた。

それからもう1週間ほど経つが、特に異常はない。腎盂炎は女性には割とよくある病気らしい。でも高熱はなかなか引かないし、腹のあたりは痛くなるしで本当に治るのか不安になったことも…この調子では、大病を患ったら(図太いので長寿だろうと周りから思われている割には)案外あっさり参ってしまうのではないだろうか。

安静にしている間、暇だったので今更ながら『24』のシーズン1(家に置いてあったDVD)を鑑賞。24時間も費やして見る価値はないだろうと思っていたのだが、思ったより面白かった。そう伝えると、ずっと『24』を観たがっていたakiさんは、張り切ってTSUTAYAからシーズン2を借りてきた。 当分『24』に支配された生活が続くのだろうな。

2012年10月9日火曜日

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10月5日、日本ハムのホームでの最終戦があった。先発は斎藤佑樹。今まで生では見たことがなかったな、と思い試合を観に行った。序盤こそ好成績であったものの、中盤以降は調子を落とし鎌ヶ谷へ。そこでも結構打たれていたので、やっぱり駄目なのかもしれないと思っていたら、終盤でそこそこの成績を挙げ、一軍登録。9月30日の試合は負けたけど、中継ぎで1イニング無失点。果たして先発として機能するのか…?

いやはや、正直期待はしていなかったのだけれど、あんなにボコボコに打たれるとは。2、3、4回はよく打ち取れていたと思ったけど、1回と5回の内容じゃ登録抹消は宜なるかな。斎藤が打たれた1回表と三者凡退の1回裏が終わって30分が経過していた。ここまでで物凄い疲労感。“歩く遅延行為”とか言って森福の軽口を叩いていたけど、この日の斎藤にも同じテンポの悪さを感じた。

斎藤は5回途中、2アウト一、二塁の状況で降板。ベンチに戻るシーンが、伊藤智仁の最後の試合の映像と重なった。悲壮感は段違いだけど。中継ぎは、根本、乾と一軍での登板実績があまりない投手だったにもかかわらず、この日はさらっと3アウトをとっていた。それとの比較もあって、斎藤の投球内容への印象がますます悪化…。

相変わらずネットでは、斎藤をけなす声が続々。「お前のせいで出場機会を得られないピッチャーが…」とか「辞めさせろ」とか「チームでも孤立してるんでしょうね」とか。そういう僻んだような歪んだコメントする人たちって、どういう思考回路でそう言うんだろうか。贔屓以外のチームの選手ならグダグダでもどうでもいいし、贔屓のチームの選手なら(優勝が決まっているせいかもしれないけど)来季頑張れってぐらいじゃないのかな。

メディアのおかげで、努力もせずにちやほやされているようなイメージができたからなのか、正義ぶった人が正論めいたものを唱えたいみたいだけど、例えば出場機会については、圧倒的な実力があればボーダー付近で争う必要はないわけで。かえって二軍の選手をバカにしているような。

それにしても、開幕投手として勝った選手を微妙な状態でホーム最終戦の先発に出すなんて、結構鬼畜なチームだなと思ってしまった。粋な取り計らいだなんて全然思えなかった。ちなみに、序盤20打席以上ノーヒットだった4番中田翔。前半の打率は2割にも届かず、それでも今までずっと一軍のスタメンだったけど、(一軍から外されないよう)せめて守備だけはとかなり練習していたらしい。その結果として、補殺数がリーグトップなのか。当たり前だけど、プロって大変だね。