2012年11月19日月曜日

そんなわけないこと

1週間ほど前になるが、九州に行ってきた。長崎で大学の同期の披露宴があったのだ。飛行機に乗るのはもう何度目になるだろう。だが、思い返せば1度も一人で手続きして搭乗したことはなかった。なので、今回の往復は結構緊張した。交通機関を利用するだけなのだが。

羽田空港で搭乗口を見つけ、待合いスペースの椅子に腰掛けたら富士山が見えた。あまりにくっきり見えるので、最初は別の山なのかと思った。すると、中学生か高校生の男子3人組が「富士山だー」などと言いながら写真を撮り、バタバタとどこかに帰っていったので、やっぱり富士山だったかととりあえず納得した。

披露宴は恙なく終わった。私(というか地元が長崎ではない人)は知らなかったが、長崎では披露宴で“お鰭(ひれ)”というお吸い物を食事の前に食べるとのこと。この日昼食をとれなかったので、あまり待たずに食べられたのが嬉しかった。そういう人間のための風習ではないのだけれど。余興では、新郎の高校の同級生の方々がはっぱ隊の踊りを披露していたが、歌っている人の無駄にいい声と最後のオチが印象的だった。

それにしても、こういう場で挨拶だの何だのする人たちっていうのは、やっぱりそういう面で優秀な人たちが選ばれているんだなぁ、と感じた。いくつかの場面で求められたが、凡庸な、気の利かない自分のコメントが恥ずかしい。かと言って、新郎新婦の大親友ならともかく、あんまり羽目を外しても…という部分はある。そんなことを書きながら、宴の途中、自分のコップにビールを注いで(加減がわからずに)溢れさせたことを思い出した。「またまた(日本ハムが)優勝したからって」とフォローしてくれる人たちがいなかったら、軽く不審者にしか見えなかっただろうと考えると、本当に恥ずかしい。

帰りは博多に寄ってから福岡空港を利用した。博多から地下鉄1本であっという間に福岡空港に着く。話には聞いていたが、このアクセスのよさはスゴい。改札を出ると、女性の案内係が二人いるのが見えた。福岡空港っていうのは色々他とは違うんだな、と思いつつ、第1ターミナルと第2ターミナルのどちらに行けばよいのか確認しようと案内を見ていたのだが、案内係の人の声がさっぱり聞こえてこない。振り返って見たら、彼女たちの正体が柱に貼られたポスターに写った女性であることが判明した。あとで「だって、太くて丸い柱だったし、等身大だったんだもん」と自分なりに分析したことを話したが、akiさんは「あー、あるあ…やっぱりないわー」といった反応で、理解を得られなかった。

2 件のコメント:

  1. フォローしてくれた人に感謝ですね^^

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    1. 感謝ですヽ(=´▽`=)ノ
      人間一人では生きていけないんだと思いました。(小並感)

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